悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

口兄のこトば

やっぱり周りに誰もいないって怖いのです。誰かがいたら気が紛れる事もあると思うのですがそういった話も何もないと全部自分の事でいっぱいになっていくんですよね、ネガティブなことはネガティブに増長していくと本当に自分だけしかいない状況のように思えてきて、誰も見てくれないとか誰にも助けてもらえないとか、そう思ってくると気が沈み一気に体が重たく苦しくなってしまう。しかもそれがずっと永遠と続きそうな気がしてくるくらいな心地になるから非常につらい。出来ればそういう風に追い込みたくはないのだけども、自分を追い込もうとする癖は抜けないのです。
たぶんここからいなくなりたい、消えて楽になりたいという思いが追い込みをかけようとしているのかもしれません。それだけリアルの周りが自分にとってうんざりするぐらい気の重たくなる事ばかりなんだろうな。

前向きになれることもこれから良くなってくよ、といった展望もないのは嫌な事が複合的に重なっているからでしょうね、私ただ一人だけの事ならまだ何ともなかったかもしれません。
ですが事はそんなに悠長に待っていてはくれなくて、ロクデナシの人物の功労により全体が巻き込まれ崩壊する瀬戸際に立たされている。

ロクデナシは本当にどうしようもない人物で、昼の間は無気力な屑といっても過言ではないぐらい、のクセに夜になると元気にハイテンションでこちらの平穏を乱していくというのがここ一年続いているのです。
昼はやせ我慢のセルフ断食のように食べ物を食べないのは夜に酒とつまみを満足に用意させ飲むためだと知っているのです。その証拠に夕飯はとてつもないスピードですぐ平らげる。大盛に持ってやったカレーも完食にたぶん5分もかかっておりませんでした。
そんなに健全に腹が減っているのなら昼間も食べることが以前のような生活に戻る(戻りたいと思っているなら)ための一歩ではありますが、昼間は絶食を徹底している。でも私にはわかっているのです、この絶食は所詮は夜に狂瀾宴の為の我慢でしかないことを。

空腹による気の高揚をロクデナシは武器にしている。その証拠に異様に落ち着かない振る舞いは昼間の自らの佇まいを都合よくスルーしているのです、ロクデナシがとっていい行動ではありません。夜は憂鬱です。
毎日毎日、ずっとこれまでもこれからも延々と続いていくような悪夢。明日もきっと憂鬱になる。

する気がないならいっそふんぞり返って憎まれればいいのに暗い沈んだ気をもたらして自分ファーストを狙うロクデナシにはもううんざりする。いえ、こちらの身が持ちません。ですがこの人物をどうすればいいのか、私たちにはわからないのです。

このまま何年もこの人物はこうなのでしょうか。離れられるのなら離れたい。たぶんこのロクデナシ自身も再起をしたいと思っておりません。すでに自分は穏やかに隠居した身であると勘違いをしてらっしゃるどこまでもろくでのない人物なのです。私たちの手には余るのです。

家族だから、という呪縛は現代にもありふれていてたぶんそうした伝統を全て享受してきた側の人物がロクデナシなのです。ですから慣例のまま私たちを見下しているので私たちが今から何かを言ったところで聞き入れようともしません。

そうやって私たちだけが人知れず滅ぼされていくのが最大多数の幸福に値するのでしょうか。見知らぬ他人に迷惑をかけてないのなら良い、として私たちはいったい何なのでしょうか。ロクデナシの体の一部分であるとでも言うのでしょうか。

ですがロクデナシのために身を差し出したいとは思えません、きっと広い世の中には身を差し出しても良いと思える方もいるでしょう。しかし私にはそうは絶対思えないのです。