悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

夏昔話

生まれた季節による季節の好きとか慣れっていうのはあるものなのだろうか、例えば真夏生まれなら暑さはそこまで嫌なものではなく逆に真冬生まれなら寒さはそこまで苦にならないとか・・・。自分はどちらか晩秋っていっていいのかだけど真秋なのでやや寒いくらいの季節が好きかもしれない。雪の降る前の日が落ちるのが早くて暗くなるのが早いけれど、澄んだ暗い夕焼けというか日が落ちきる前の若干青みがある夜空と外灯の明るさにグッとくるというか・・・。高速道路の時にも似たような感じの事を書いておいたけど朝の明けと夜の暮れは私の中では微妙に違いがある・・・。

だいたいこのぐらいの時期に小学生の頃、山に隣接というか平野というかな微妙に町の中にあるキャンプ場にキャンプしに行った時の朝は霧がかって、なんか全体的に白っぽかった印象がある。小雨が夜に降っていたのか芝生が少し濡れていた。夜中は蒸し暑い感じがして近いけど遠くから延々と獣の鳴き声が聞こえていたような・・・今思うとキツネだろうか。

海でキャンプの時は夜明けより夜に星空満天だった。何となく流れ星があったのを見た気がして、ちょうど流星群とかそういう時期だったのかもしれないな・・・事前情報は何もなく行ったけれども。

夜明け前くらいに起きてホットコーヒー淹れて星空見ようとかは今になってやりたい感じがする理想のキャンプ。でも今の季節というよりはもうちょっと涼しい(寒い)季節にしたいなあ、それこそ秋とか・・・でもその時期は色々と獣等が冬眠の準備を始めたりしていて大変か・・・。

たまに海外ロケ番組とかで、オーロラを見るとか星空を見るとかそういうのがあるけれどそういうのに憧れがあるのかもしれない。カナダとかノルウェーとかそういう感じの北方というか。

なんだかんだ子どもの頃の夏は夏休みという事もあってどこかへ行くという事があった気がする。温泉地にも行ったりしてたなあ今思うと真夏の温泉って・・・という感じにもなるけど花火大会とかやってたり逆にホテルの部屋に冷房がついていて涼しかったりしたような思い出もある・・・。ただ夏だと灯りに虫が寄ってきて、露天風呂等には虫が浮いてたりしてるのもまた風物詩といえばそうかもしれない。

今はもうリニューアルされて面影もないと思うけれど当時は某温泉地で隣接するホテル(同じ会社が運営してる)の湯巡りなんてのが出来て、凄い岩風呂というか温室のようなだだっ広い空間に岩場!な感じのワイルドなお風呂があったなとか思い出す。しんと静かな浴場にお客さんが私たち以外にほとんどいなくて、なんかプチ洞窟風呂みたいにもなっててそこが印象的だった。その中に入ったら誰か入っていた・・・ような気もするけど見間違えかもしれないと思うくらい人の気配のないお風呂だったな・・・とか。上がる頃に何人か入れ違いで入って来たけれど、それまで本当に静かなお風呂だった・・・。ちょっと不思議な雰囲気だったけれど、嫌いではなかったなあ。今は完全にリニューアルしたっぽいのでたぶん全く違うだろうな。

それとそこの温泉地には二度ほど泊まった事があって、一度目の時・・・小学生の低学年頃かに撮った写真の中に心霊写真っぽいのが撮れてたとかあったなあ・・・。わりと最近になって聴いた話なのだけども、特にその温泉地に曰わくとかはなく、当時の記憶を思い返してもイヤではなかった・・・ハズ・・・?でも何となく怖いというか夜に親が温泉に入ってくると行って一人と(きょうだいもいたけど爆睡してた)待ってる間に思う事はあったような・・・。でもこれは夜に一人広い部屋で待ってるという怖さであって、お化けの類に対する怖さではなかった・・・と思いたいけれども。

該当の写真を見たら当時のデジカメなので画質が粗いのだけども・・・鏡の中に写りこんだ影が・・・顔・・・のようにも見えるようなというぐらいの写真で、これは心理効果の点が3つあると顔に見えるという有名なアレ(名前がちゃんとあるけど割愛)かなあという感じ・・・。でもそういえばあの時上述の夜ちょっと怖かったなとか思ったのもあったと思い出して・・・因果はあるのだろうか?

ちょうどお題がゾッと・・・という題なのだけどもこれはお題前に書いてあったので被ってしまうかもしれないけど別の話ということで・・・

しかし連日暑すぎてしかも今度は湿度も高いときたものなので家の中がベタベタしているし温風に次ぐ温風なのでイヤな気候だ・・・