悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

7.21すぐ消えていく

いつもある日常が壊れる時というべきか、始まる時は遅くて何もかもがもどかしいのに終わる時は突然に早くやって来て急な事に戸惑ってしまう。平然とした毎日や日常をおくる事がわりと色々な力の絶妙な均等バランスでもって何とか維持出来ていたのが、それがいよいよ本来の状態でもって目の前に現れ始めてたような感じだった。橋だと思っていた(思い込んでいた)場所は実は一本の細い縄だったのをようやくそれが現実だと実感するようなそういうものなのだろうな。

今私の家という一つの小さな集団の身の周りに起きようとしている事は、一つの終わりでありそれはとても悲しく取り返しのつかなくて全てを棄てていくというものであるけれど見方を変えれば慣れ親しみすぎた常をもう一度見直しそしてそれぞれがより良い状態に向かう為の一つの始まりであるかもしれない。

これは既に二年前から起きていていつ崩れてもおかしくない状況だった。それを何とかそれ以前の今まで通りとして続けようとしてたのがたぶん本来は不可能で無理だったのだろう。それが今この時になって露見してきただけのことで、問題はずっと常にそばにあり続けていた。目を背けていたのかもしれない。悲しみや何故どうしてという気持ちはあるしもっと早い段階に出来ていたらという気持ちもあるけれどでも最善とかこれからを考えていった時に、本来はこうならなければならなかったということだったのかもとも思う。

まだ仮定の段階ではあるけれど旅立ちとか一人立ちっていう別れの不安とか怖さというのはもう少し早いうちに経験しとくか、第三者という友人のような誰かがいるとかならば幾分か紛れたかなとは思う。だけどやっぱり俯瞰して見てみれば私ももう巣立ちというかとっくに一人立ちしていなければならない年齢であるし結局その事を怖がるっていうのは”大人”になれていないという証拠でもある・・・。

占いで言えば、特に四柱推命でいえば、他家に養する事や生家を出る事で発展するだろうなんて書かれているからたぶんその巣立ち的な部分では悪くはないのかもしれないなとかは思う。(他家に・・・とあるけど婚姻運は最悪なのでそこら辺はNGっぽいので弟子入りとか?国際結婚など形にとらわれないようなのはいいらしい??ヨクワカラナーイ)

それでも今あるものがなくなる時というか、その状態やものを目の当たりにしていく悲しさはもののあはれというか切なさとか儚さとか真っ暗闇の中に入っていくような無力感や絶望感は凄くある。全て壊したら新しくなるぞイェーイ!とはなれないから、やっぱりズルズルと引きずってしまうなあ・・・と。やっぱり若い内の冒険は買ってでもせよ・・・というか経験や体験の有無が強さを作り上げていく(慣れないものはずっとあるけれども)ものなのかなと、しみじみと・・・メランコリーだな。