悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

あんな風に遊んでいた事も

気温が相変わらず下がったり上がったりと何とも微妙な天気が続いているが今週からはまた暑くなるのかな。気がつけば6月。

ふと洗面所で、前子どもの頃水遊びが好きだったなと書いたけれどもそれに加えてというか指人形水遊びも好きだったのを思い出す。指人形といっても指にはめるタイプやプラスチック製やソフビ製の自立型タイプなどしれは沢山あった。原作知らないで買って貰っていたのも少なくはなくて(見た目がいいからと)数多のゲームや漫画アニメやポケモンキッズなどの小さな人形たちを洗面所で気まぐれなのだけど半定期的というかで水遊びさせる事があったなあと。もちろん流れないように蓋をして水を溜めておいてプールみたいにして浮かべて遊ぶという趣味。フルボイスで進む。

アフレコは全て自分で勝手にストーリー作って遊んでいた。原作知らないものは勝手にオリジナルな名前を付けて呼んだりフリーダム。それで水の中に浮かべてというか大半が沈むのだけども(中が空洞になっているものは最初は浮くけど段々水が入ってきて沈んでいく)たまにちょうどいい具合に浮かぶ人形とかがあるのを見ると楽しんでいた。最近度々出てくる昔の家での話なので何となく寂しい洗面所(後ろはお風呂場)で一人ジャブジャブ遊ぶのだけどたまに何故か後ろが気になったりして・・・(特に何もないのだけれど)洗面所とは別に容器に水を入れてプールにしたりといったりもしていて水をこぼさないようにとしていたけれど何回か水を少しこぼしていたな・・・と。

今思うと自分でもよくわからないというか何故あそこまで指人形と水遊びしてたのかなという不思議さ。

でも不思議とずっと一人で喋っていてキャラクター事に会話してたのだなあと、所謂おままごととかリカちゃん等やぬいぐるみなどの大きな人形と遊ぶ時のように自分(私)も一緒に介入して遊ぶといった方式ではなくてアニメやドラマ、ゲームといったようにその登場人物たち全てになりきって演じていたという感じだったのかな・・・。一人TRPGみたいな・・・?でもナレーション(天の声)は入れないのが基本だったからちょっと違うか・・・。たまには原作(ドラえもんの指人形とかがあったのでドラえもんの漫画本から)の内容を音読したりして延々ほぼ毎日遊んでいた思い出。

親からはいつも何でそんなに楽しいのかとか不思議がられたり、テレビが見えないから止めろと(テレビの前にあるテーブルで遊んでいた)言われたりもしてたけど、実は今振り返っても何であんな風にずっと遊べていたのか謎。しかもかなりその時になると集中して遊んでいたっぽい。

ストーリーはいつも適当突然なのでその時を気まぐれで思いついたもの。でも季節的なものも一応あって暖かい時期なら水遊び(プール)とか学園ものの学校七不思議とか(食玩でそういう教室みたいな凄くいいのが当時あった)寒い季節なら、今思うととんでもない事だけどティッシュを何枚も敷いて雪に見立てたりして(かなりティッシュを出すので無駄にした)雪だ!みたいなストーリー作って遊んでいた。これずっと一人で、とか今だったらなんか狂気の沙汰かもしれないとかなってくる。

指人形たちを動かしながら「な、なんだってー!?」とか「俺に任せな」「私も一緒にお供します」「のび太くん、君ってやつは・・・」とかの一言台詞を端から見たら独り言のようにぶつぶつ。(演じ分けみたいな意識は一応自分の中にあった、全く分けられてなかったけど)でも自分ではこれは独り言ではなくて登場人物たちになりきってる、物語を進行しているんだという謎のプロ意識もあった。

これらは小学校低学年・・・ぐらいの時だったと思うけどあんまり人に言える趣味ではなかったというか、何というか・・・。指人形遊びとは言ってた気がするけれど・・・!でもこれらはテレビゲームに夢中になっていくにつれて次第に消えていった気がする。この遊び方は不思議というか自分で思い出しても感覚がよくわからない秘趣味というかで何か凄く謎。どこから湧いて出てきてたんだあのエネルギー。

指人形たちはいっぱい買って貰って集めて凄い量になっていたので今も捨てずにどこかに眠っているはず・・・。ポケモンデジモンチョコボたち総入り乱れ。

 

ちょっと間が空いたけれども、その間非常に懐かしいものを見聞きしていた。なんていうか逆に新鮮というかそんな感じで、懐かしさと今と・・・。やっぱり自分は年を取ったな・・・。