悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

可愛いと本体

キョロちゃんって昔アニメやっていて可愛い見かけとは裏腹に内容は怖かったな・・・と思う。ムーミンとかも可愛さとは裏腹に内容は殺伐としてたりする・・・気がする。ムーミン誰に対しても優しそうな雰囲気なのに、小さな悪い(?)妖精に出会うと凄い睨み顔して敵対したりする・・・(ような?)

キョロちゃんではシバシバという得体の知れない謎の生物たちがちょっと怖かったのと、キョロちゃんの中身が分裂?して悪い子の部分が外に出てきてしまってキョロちゃんが二人?ってなるやつ。これは今思い出すと表現が不気味かもしれないと思って、最後悪い子キョロちゃんに元に戻って仲良くしようよと迫るんだけどキョロちゃんは転んで気絶してしまう、一応悪い子も心配して来てくれるのだがその時倒れたキョロちゃんから吹き出しが出てきて吹き出しの中には3人のキョロちゃんがいる。その3人はいつも仲良し4人だったのに・・・と歌を歌い始めるのです。その歌を聞いて改心してやっぱり戻るよ!となり悪い子キョロちゃんは元の姿に戻るのでした。(ビデオに録画していて何回も見ていた)

・・・今思うとちょっと怖い雰囲気かもなあ・・・と思った。ボクらは4人で一つなのに!って何で心のキョロちゃんは4人もいるのだろう、もう一人のボク!(違うもの)でもよくない?キョロちゃんには4つも心があるの・・・?とか思ってくると何かあれ?って感じがしてくる。子ども向けアニメっぽい作りだったけどたまに何か怖いエピソードがあって、なんだかこんだか。

可愛い絵柄で実は残酷って今ならちいかわとかもそうか。絵柄が見せる対比なのか本当にシビアな世界観を可愛い絵柄に変えてマイルドな風として見せられているのか、絵本とかも後で思い出すと怖いものもあった・・・絵本っていうかモチモチの木みたいなお話もあの切り絵みたいな独特の絵柄が神秘的だけど怖かったかもしれない。

可愛いのに捻りがある、そこに闇を感じてしまうのか?でも闇というのもこちらが勝手に判断した要素であるし・・・?ダークでポップな世界観とかは海外系の何かにありそう、一時気になってたゲーム「cult of the lamb」もそれっぽいかも?可愛さと怖さは表裏一体なのだろうか。

怖いものを可愛くして恐怖をなくすのはあることだし可愛さの中に含まれる要素は無限大にあるということなのか、そう思うと可愛いとはなんと奥深く深遠なのだろう・・・という気になってくる。

 

それはそうと今日は何だか空気が生暖かくて暑ければ霞んだ空気も何だか埃っぽいようなくすぐったいようで微妙な心地がする。気温はプラスで昨日は北風が強くて寒かったように感じたがこの停滞したような変な温さがやっぱり苦手だ・・・。