悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

お人形さん

お雛祭り・・・でしたね。過去形。おひな様のお人形はあるけれどここ数年出していない・・・。母の代からあるお人形で確かかなり大きな階段(7段?)だったと思う、昔小さい頃フルで組み立てられていて頃階段の下(空洞が出来る)に潜って遊ぶのが面白かった思い出。その後は階段を置くスペースがなくなったので階段の骨組みもどこかに消えたのですが、テーブルの上にお人形だけは全部並べて・・・みたいな事はやっていたと思う。お内裏さまとおひな様は一段上(台座がある)のでその他の皆さんはみな同じ場所に立っていただく。お人形の方々にはそれぞれ立場の小物を持たせてポジションを取ってもらう。お人形以外にも乗り物とかの大道具あった気がするけどそういうのはどこにいったのだろう・・・。

それはそれとしてひな人形の処分とはどうすればいいか・・・と考え始めまして、もう何十年と古いものだし継ぐこともない(だろう)なので・・・自治体のルールに従えば大型ゴミという訳でもなく燃えるもののようですが・・・まあ燃えるゴミと簡単に言うほど捨てにくいものな訳です。何せ母の代から想いや念の籠もったもの・・・一応塩(一般のでいいのかな?)と一緒に捨てるという方法もあるそうですが・・・・・・

人形供養をしているお寺に持ち込むという方法もありますが、なかなかそういう場所を探して行くのもしにくいもので、でも普通のゴミと一緒に捨てる(幾分丁寧に捨てるとしても)のも気が引ける、と思っているうちにずっと捨てないまま年月が経っていくもの・・・。

昔は桃の節句にちゃんと飾らないと女は婚期を逃すという云われがありましたが、どうなんでしょう。当たっているといえば現状はそう言えるけど時代的に結婚がゴールともいいにくい気がするので、婚期というよりも男女問わず人との良縁を逃しやすくなってしまう、とか?(新たな都市伝説を作ってはいけない)でも人形を持っていてかつ飾らないことで災いが起こってしまうのならなかなかそれも厄介な気が・・・・・・。昔の人の「ものを大切に扱う」という心なのは理解はできるけれど・・・。

とはいえひな人形の歴史はそれなりに長いものかつ工場で大量生産というものでもないと思うので別れるときは然るべき対応でもってならないといけないのはわかる・・・(九十九神というのがあるぐらいだし)

昔、小学生ぐらいのときにみた古いひな人形は経年劣化もあるのだろうけど、全然変な(といったらアレですが)ものじゃないのに貫禄があって微妙に怖かった思い出。やっぱり念っていうのかこちらが気にしてしまうともの自体には何もないのにその自分がかけた念に足を取られてしまうものなのかも・・・ということは自分が満足する仕方で迎えられれば、ってことなのだろうかな・・・。

お人形の話・・・といいつつ家にはぬいぐるみも数多くあるのでその時が来たらとんでもない事になりそう。フィギュアとかはあんまりそう感じない気がするけど人形やぬいぐるみの存在感を強く感じてしまうのは何故なのだろう・・・(鑑賞と遊ぶの違いだろうか?)