悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

密白

すごくわかると思った記事があったのだけどリブログする勇気がない・・・。しかもその記事は主さんの知り合いの方に向けられたものだそうなので、見ず知らずの某である私がその感覚わかります!といきなり言うのも気が引ける・・・コメントを残して主さんに許可を得ればとも思ったけれど・・・勇気がない。すみません・・・。

 

その記事は恋愛の感覚について書かれたもので、異性を意識するということに対して性を必ず意識してしまうという事だった。友達としての友愛や憧れや好きという気持ちの先にどうしても性の様相が現れてしまうとあって、あっと思った。私にもそういった傾向があったからだ。

単なる欲求不満とか本当にそういった結びつきをしたいと思って出てくるものじゃなくてその方の言うような異性と付き合うということに対して必ず性が現れるようなイメージが出てきてしまう。だから甘酸っぱい駆け引きとか触れ合いとかそういう事はなくて、その性イメージの払拭の為に恋愛として好きになるという事をしないようにしようと思った。抑えつけに近いかもしれない。この誰かを好きになってはいけないという想いもそのお方の記事の中で少し仰られていたと思う。自分の意図や思惑の関係なしに結びついてしまう異性と性のイメージに苦しめられる、何でだろう?こう思ってしまうのはただ単に不埒でイヤらしいだけなのか?でもこれは私にとって本当に恐ろしい感覚で忌むべきものだった。考えてはいけないのに考えてしまう。時には好意とは関係のなしに性のイメージが付きまとう。

例えば、私の場合のこれはある意味尊厳を踏みにじる露悪な思考実験のようで、例えば尊敬のする人物に会った時にその人の人間的な生物的な部分を想像するような悪趣味さに共通しているように思って、でもそれは私の意思とは別に想像されるイメージとして出てくるのがとても厄介だった。

何で私はこんな事を考えるの?恥ずかしい事を考えてるの?自分でも自分が嫌だった。浮かんでくる性的なイメージ、考えてはいけないとわかっているのにどうして?考えたいわけではないのに何故?だからあの時はこのイメージを払拭して押し殺す事で精一杯だった。ただ友達として仲良くなりたいというだけだというのに性が私の内部に現れるのを必死で抑えて押し殺す。

あるいは性のイメージに対して私はあなたを恋愛的に好きだというワケではなくて、ただ友人として言葉を交わしたいだけなのだと思うようにしていた。恋愛という感覚が実際にどういうものかわからないから距離感も何もかもわからない。先行する性のイメージがたぶん訳をわからなくさせた。

仮に恋愛として好きだからそういう想像をしていたのではないかと思ってもそれを考えるのも寒気がするし違うとなる。恋人になったらと考える事も恐ろしく嫌でこれは違うとなるのでたぶんその先行するイメージのバグだったのかなと思う。

自分の事で手一杯になってくるとその傾向が収まってきたはきた。といっても今はほぼ人との交流がない状態なのでアレですが。

考えが出てくる、顔が赤くなっている(恥ずかしい事)かもしれないのが嫌で嫌で、それを誰かに指摘されないかと不安だった。指摘されれば文字通り何を考えてるの?といった事を自分が思い知らされてその場に居たくなくなるし逃げたくなる。怖かった。

この年になってもなお異性を好きになること、恋愛をすることがいまだによくわからない。(二次元や三次元でも画面の向こうの人物は別として・・・)

あと私の場合、姓が変わる事のイメージも出てきて嫌だなとなっていた。姓が変わることは現状では即ち結婚を意味するわけで・・・それが性のイメージとともに私を苦しめた。やっぱり恋愛として好きだったんじゃないの?と思われるかもしれないけど恋愛としての好きがよくわからない。仮にそうだったとしてそれをどうしていくのか?がわからない。結局極端なイメージの見せる悪夢の如く・・・。

 

なのでもうずっと現実での恋愛はないです。二人あるいは好意のある誰かで何かをして楽しいと思う事が恋というのであればたぶん小学生の時だけでだろう。極端なイメージ像のないというのであれば・・・でも今となっては小学生時代の恋(?)として好きと言っていた事も友愛としての好きを超えてはいなかったのかもしれないとも思う。だから私は恋としてって言って(マセた子どもだった)困らせてしまったかもしれないけれど、当時の人たちには本当に申し訳ないと思っている。

 

今まで私は一度も恋愛と名の付く物事とは無縁だけれどなんていうか今は恋とかじゃなく、人として人と生きたいみたいな気がしてる。

なんていうか理解者とか共同作業者や頼れるパーソンはいてほしいと思うのだけどそこに恋愛とかはどうなのかなって気持ち。子どもとか家庭とか大それたものとかは私には重量オーバーすぎるし、因縁はこれ以上増やしてはいけないし・・・。自分が母親になったらという想像も怖いし恐らく子どもに発狂しそうな気もする。想像がつく。そもそも生み育てたいと思っていない。申し訳ないけれど。それに身近に人間的に苦手な異性が多いのもあって普通の人間関係の構築も厳しい。素敵な人には素敵な人がいるものなという気持ち、だいたい周りはそういう風に埋められていく物・・・。

ちなみに占い的に私は物凄く結婚に向かないらしい。四柱推命も算命学も。

 

といって独りで生きていけるほど強くもない、そもそも何にも手元に残ってなければ持っていない。ああこれからどうやって生きていきたいのだろう、ただ死を待つだけで緩やかな絶望しかそこにないんだなあって何だかすごく・・・。予約投稿機能を使って夜中に投げてみる。

 

こうした異性とに起きる性のイメージの中に自分が同人創作において腐と名の付く思考や性質を持っているから・・・?とも思ったけれどファンタジーとリアルは違うわけで混同してはいけないし、あるいは腐なら皆そういう事を思っているのか?ということもそれはやっぱり違うと思うのでこれはその個人の、私の性質なんだろうか・・・。実はこのイメージは必ず異性だけに起きるものでもなかったりした。

何なのでしょう、私はいったい何なのだろう・・・。疑々疑問。