悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

終末

注)今回の内容は人によっては不快になるか見ない方がいいかもしれないです
重たい内容かつある事柄やある程度の暴言が含まれるのでご留意頂きたい。




ロクデナシの薬がいつの間にか増えていた。常薬5つ、これは最初に診断された病名である適応障害の枠を超えた薬の量のように思う。私は同じ薬を量だけ多く(4つのうち一つは漢方で一つは便秘薬である)処方してもらっているが、父親の薬が種類別に5つも増えていたとは思わなかった。

その上飲む酒の量が増えている。テーブルの上に置かれたビールの空き缶の数は、片付けてないのもそうだがおそらく1日1缶ではないだろう、加えて割るタイプの焼酎の原液が2Lタイプの筈だが1/3まで減っている。これは明らかにアルコール摂取量が多すぎる。
薬については夜に眠れないということで多く貰ったのかもしれないがそれは当然、この時間や夕方に鼾をかいて爆睡しているのだから夜に眠たくないのは当然なのだ。薬は強制的に即時に眠らせるようなものは相当程度が強い薬である。
処方された薬はまだそんな最高に強い薬ではないのだから薬がある=すぐ眠れるというわけではない。昼間~夕方にかけて眠るのなら夜中眠れないのは当たり前である。自律神経はちゃんとそういう風に働くのだから。

しかしアルコールの量、本来ならば精神薬とアルコールは禁忌である。1日1缶ならばそれでも多いか、一週間1缶ならば、それでもあまり良くないものだ。
なのだがロクデナシはビール約2缶に加えて焼酎を割って飲んでいるのだからもうどうしようもない馬鹿クズである。これは明らかに「アルコール依存症」であると私は思う。

実はこのロクデナシの父親の父親、私にとっての祖父も同じようにアルコール依存症で施設に入院したことがあったらしい。断片的な情報なのだが・・・。(あまり詳しくきちんと順を追って話してくれてたわけではない)
祖父もかつて勤めていた水産加工会社をやめるとその後はふらふらと職を転々としたらしいと聞いた。なんでもその会社では労働組合に入っていて人の上に立つような事もしていたという話しもある。
その間家族(祖母や父親その兄弟たち)は振り回されてたらしく祖父は家に帰ってきたり帰ってこなかったりとしたらしい。(たまにきてお金を玄関に置いていくくらいの責任?はあったらしいが)
私が小さい頃、祖父は期間土木工をしていたように思う。だけどその仕事を始める前は家にいたり仕事をしていなかったりとも聞いた。

前にも書いたが典型的な機能不全家族であり、AC家庭でもある。その血脈を受け継いでいるというわけだ。ロクデナシも、そして私も。


ここで時を今に戻すが
しかしロクデナシに関してはわりと母の対応もマズいのだろうと思う。母は何も言わないのだ。言えないのかもしれないけど。まあ結局何を言っても聞く耳持たずだしで機嫌を取ることぐらいしかできないのだ・・・。
というのも父親はキレると何をするかわからないタイプではあって、何らかしらの制限や手段を取ったところで手を出す可能性は悲しいかな、かなり高い。
つくづく自分も何でこんな奴の遺伝子を引いているのだろうと思う。正直いらない遺伝子だと思う。(脆弱で脆いし)
しかもこのロクデナシほぼ毎度毎月通院日をサボるというかずらすので、さすがに今月は私と被るんじゃないかと思って苛立った。


このままではジリ貧である、完璧にアル中になって暴れられるのを待つのか。私としてはもうロクデナシの父親は社会復帰は完全に無理だと思っている。この世に完全など存在しないとしても少なくとも私たちだけでは無理で誰か第三者や機関を頼るしかないのだ。といってもあてがあるわけでもなく完璧にお触り禁止ムード。どうすんの、これ?


「誰か助けて下さい、私たちの手だけではもう無理です。どうしたらこの状況を改善できるのでしょうか」

と言いたくもなる、私も自分の不調についていかなければならないのに。

ちなみに祖父がそうなったとき祖母は同士とお題目と信心の力で乗り越えたそうです。
それで乗り越えられたらすげえわ・・・。


この前貧乏は三代まで続くとどこかで見たが、この無職(ニート)、ロクデナシさ、は確実に祖父から私まで(長子に)受け継がれているなと思う。本当に駄目な部分ばっかり受け継かれているというかもともと駄目なものしか持ってなかったのか。唯一回避してる点は煙草と酒は無理なところしかない。酒が弱い体質なのがまだマシな点だったか。


もうでもこれはドキュメンタリーにいつか出てもおかしくないし近い将来衰弱死とかでニュースに流れてもおかしくない状況だ。このままずっと同じくしていくことが、そういった状況を生み出すのだろうな。正にうちは(私は)リーチがかかり始めてきたところだ。


本当にろくでもない。




でももしどこかに似た境遇の人がいるなら捧げたい。これよりももっと大変な状態にいる人にも。