悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

感想文二

※4月の通院後くらいの話

神の嫁とかいうタイトルの小説あったよなーとふと思って、あった。
『神の嫁』(折口信夫)短編だった。

薬を飲んでいたので久々に活字を読めたのでざっとみる・・・
ふーん・・・うーん、はあ・・・という、霊異的な怪談話な感じなのだが文体が童話というか講談のような語りべというのか(婆様の語り手?)古文のような感じで読みにくい・・・。とりあえずわからん部分とかは流すように読んで、当時もこれだけ飛ばしてたなあ・・・とか思いながら。(何本か短編が載ったアンソロジー文庫だった)


・・・で、結局行方不明、死の淵?から戻ってきた姫様に何があったのか・・・?と話の確信にふれ出すか、というようなところで終わった。このお話し(未完)らしい。

うーんやっぱりよくわからん・・・。何か姫の家に巫女術師的な謎の婆さんがいる(来た?)のだけど、このお婆さんを姫様はすごく嫌がっているのは何でなんだろう・・・。
それにタイトル的に神の嫁なんだけど何となくお姫様が空を眺めて何かを想い耽る(?)描写はあって何がしかの「嫁」感はあるんだけど・・・肝心の相手が誰なのか(「神」なのだろうけど)いつ婚姻関係を結んだのか・・・とか謎すぎた。

この解明されない謎さが不気味さをより醸し出して物語の良い味なのだろうけど・・・。