悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

振り子

私はかなり気が揺らぐ性質なので一度何かしら決めたことでも後でやっぱり・・・と蒸し返してやり直しになることが往々にしてある、ありすぎる。
やっぱり・・・と思ってしまうのは間違いを恐れるからだ。みんなと同じように足並みを揃えたいからだ、と思って「でもでもでもだって・・・」を繰り返してしまう。

その時には反骨心のようなものを持って強気に「やってやらぁ!」なんて思ったり、人とは違う場所を進むことに優越感のような気持ちも抱くのだけど、まあ誰もいないのでそのうち寂しくなってこういう風にやってきてよかったのだろうか・・・やっぱり私は間違ってしまってるのでは・・・と思って振り出しに戻る。
その時に選択を誤ってしまったなあ・・・と思うのだ。

私の中に強気で独立独歩を恐れない自分と、でも急にやっぱり自分は間違っているのだと後悔する自分がいる。どちらかの思考をやめたいと思うは思うけど、でも完全にやめたいわけでもなく、それを可能性と呼ぶのだろうか、そういう手札は保っておきたかった。

どちらがよりよいのか、は状況とかその時々で変わるものだ。独善的である場合もあるから同調は必要なことだし、でも同調しすぎれば自分が辛いと思うことだってある。
だからそう思う場面においてその都度身のこなしを吟味し考慮できればいいのだけど・・・。
それができたら苦労はしない、という話か。

その場面において自分がKY(古語)であるのか自分の見解があるということなのか・・・。

貫きすぎればカドがたつし・・・柔軟であれば(他に合わせれば)私だけが辛いだけだから、そっちのほうは見かけには穏便である。
でもその内なるダメージを受けながら(毒状態になってジワジワHPが削れてく感じ)そこにいて果たして良いことなのだろうか・・・とも思うし。

そして尖鋭化しすぎると孤独の中に楽しむことを覚悟しなければならないし、最初はいいけどだんだんとやっぱり・・・と私はどちらかというと寂しくなってしまう性質らしい。(寂しくならない人もいるんだろうと思う。たぶんそういう人は色々強い)


大切なのは自分が楽しめるかどうかじゃない?というところであるけどそこが揺らぎ始めると・・・なあ。郷に入っては郷に従え、なんだけど・・・郷が違う場所になっちゃったか・・・。



あるキャラクターの解釈の話・・・なんだけどその他においても私にはよくある話なのです。

(解釈なんて十人十色あるやないの、と思うけどそれでもあまりにもかけ離れすぎてる?とかその傾向から離れているとあれ?これって・・・と思うもの・・・)