悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

羨ましい

ここ数日とことんツキもなければ運もないと感じる。おこがましいのは承知の上でこんなに嫌なことばかりなのは自分くらいじゃ・・・と感じる。自分だけがというよりは不運の人の振り分けグループに入ったようなそんな感じ。
それだけ何もかもつまらなくて下らなくてでもどうにかしないと早く早く、という焦りだけが先走る。

楽しそうな幸せそうな人々を見て羨ましいと妬みの炎が燃えた。本当は逆に元気をもらおうと算段していたのだが元気どころか現実を突きつけられた。楽しむ人々を見て自分もいつかやってやる”その日”のために・・・などと思い上がっていたがそもそもやってやる事のその日の段階までのステップを踏んでいない、どころかそれはまだ形といって余るほど不十分な物で楽しむ人々から元気を頂いて自身の糧にできるほど現実のものになっていないのだ。
なんという思い上がりだろう、現実が見えていなかった。自分の能力を高く見積もって自惚れでいただけのただの阿呆だった。

私はやっぱり家の中の蛙だった。鳴き声だけは一人前なだけの只の過信した愚か者。

楽しむ人々は物を創造実現させる能力を獲得した凄い人たちだった。私はいまだ物を実現させたことはなかったのに彼らと対を張れるとか糧を貰おうとするとか本当に何を思い上がっているのだろう。
ただ気持ちだけは焦って先走って途方もない、身体もいくらか緊張していて重たい。


何がしたいのかと問われても何がしたいのかわからない。一つは彼らと同じように成りたいのかもしれなかったがそれもすぐ実現できるものではないし何より私自身が許さない。稚拙な物は恥なのだ。少なくともそれでイメージが下がってしまうのは嫌なのだ。
だから何にも左右されない強い力が欲しいが、これはもともと与えられる人が決まっている。自分にはその資格はなかった。

この焦りや哀しさと怒りと妬みはどこにも行き場がなかったので全部自動的に自分の中にしまわれるだろう。

そうして自身を蝕むだけの呪詛になる。

ただあの人々が楽しそうで羨ましくて妬んだだけだ、自分もそちら側だったらどれだけ良かったのだろう。