悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

昼の寝

昼寝ができるっていいことだ、と書くとそりゃそうだろうと返ってくるかもしれないが。
寝る時間がある(とれる)ということはそりゃいいことだろうと思われるが、実際に時間があっても寝ることができない苦しみはある。

とりわけ昼寝をしたいと思っても横になった途端に焦燥感やモヤモヤとした何かに頭がとらわれてしまうと寝ることはできなくなる。かと言って起きているのも苦痛なわけで、何もできないまま魔の時間が過ぎるのを待つしかない。

昼寝ができる、というのは何も考えなくてもよい時間があるということだ。後の事も前の事も考えないでその時間の微睡みの中に身を当時ればよいだけだ。これほど心地よいことはない。
昼寝ができるというのは全てがよい”無の”状態であることが前提であるように思う。

少しでも杞憂があるとダメだった、身体が起きる。それらの迷い事を払拭できるぐらいの大らかさとある種の脳天気さが必要なのだ。

この前久々に2度昼寝をした。たった15分程度だったがとてもよい時間だった。
まず3ヶ月前なら考えられもなかった事だったが、久々に昼寝という無の時間をいいことだと実感したのだった・・・。