悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

1.6転

昨日は凄く久々にちゃんとテレビの前で『千と千尋の神隠し』見てたと思う。ちょっと同時視聴配信もつけてたので解説付きみたいになって見てたけど、アニメーションも凄いんだけどやっぱり背景が綺麗だなとか、湯屋の建物とかインスピレーションの塊だなとか思った。今見かけする和風ファンタジーとかモチーフの細密画の原風景というかそういうのって本当にこの映画の影響が大きいのかなとか。海の上の列車とかああいう心象風景みたいな幻想的な情景も本当に色んなところにあるというか受け継がれているように思う・・・。

見ていて改めてあの湯屋って只の神さま向け温泉宿じゃないんだなあと、八百万の神さまをもてなすからそれはそうなんだろうけどご馳走の用意とか宴会とかしている様子を見てるとそういう感じの場所なんだ(?)っていう。神さまはお祭りが好きだからっていう部分なんだろうかなあ・・・。

絢爛豪華な湯屋と海辺の質素な感じとか空間造りが巧いなとか・・・。どこから湧き出て来るんだろうああいうイメージ・・・。

しかし全編インスピレーションの塊すぎる・・・。

ジブリ作品、昔はラピュタが好きでもののけ姫とか冒険系の方が好きだったけど今はどれが好きかとかあまりないというか、でも千と千尋はテレビ放送があると見てる率高い気がする・・・。そしていつも背景とか情景が凄いとか言ってる気がする。ハウルとかもそんな感じで年を取るとTHE・冒険よりちょっとスロー気味な不思議な感じの方が良くなるのかもしれない・・・。

感想にもなってない感想だなあ・・・。

 

それはそうと結局薬の飲む量が前回分と同じかそれ以上にもなりそうなので今期も記録更新しそうな勢い。新しい漢方がダメという訳ではなく身体自体に既に耐性がついてしまってるんだなと。サンホラの『魔女とラフレンツェ』の歌詞の如く1を奪えば10が欲しくなる10を奪えば100が欲しくなる、中毒とかって正にそういうものだなと身を持って知る。欲望という訳ではないけれど、せざるを得ないという危機信号的なものがそうさせて来るので慣れてしまったら以上を求めるしかない・・・刺激というよりは鎮静のうやむやさとか沈みゆく意識みたいな何か。何も考えないでいたい、無でありたいみたいな時と何かを想像(創造)したいという時とのバランスがあんまり良くない。天秤が片寄ってるというか・・・釣り合いが悪い。

エンジンだけ飛ばしすぎて空転してる感じかもしれない。

何だかなあ薬飲まないと安らぎが来ない。生きた心地しないというのは大袈裟だが、それぐらい不安とか恐怖で押しつぶされそうになる、近くに脅かして来る実物の対象がいるという訳でもないのだが・・・。

日々を無事にすごすって凄く難しい事だなあと感じてくるこの頃。常に不安定な場所にいるような、そんな物事への不安が付きまとう・・・。逃げ出したいけど現状薬飲んで反応を鈍らせるしかないっていう・・・。それでこそ化身したいよな、別の生き物に。ドラゴンとかそういう余計な事考えなくてもいいようなものに・・・。