悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

キャンプの記憶

今週のお題「キャンプ」

 

昨日今日とでちょっと怒りモードになった。まだ怒れる程度には体力が出てきたと取るべきか、けれど怒りは怒った後が一番しんどくなるのでなんか書いておいたら鎮まるかなと思ったので大昔の思い出を思い出しながらお題でも書く。

 

キャンプって記憶に残る中で2回はあるかな・・・小学生~中学生頃か。一度目は山のキャンプ場で2度目は海だった気がする。どちらも一泊2日の行程だったと思う。

アウトドア得意とか凄く好きという訳じゃないのだけれどもなぜかキャンプしたんだよなあ・・・。(2日目とか文句タラタラになりつつも・・・)

 

山のキャンプ場はきちんとしたキャンプ場だったので、炊事場があったり公衆トイレがあったりと設備は整っていた。近くに温泉施設もあったので入りにいったりした記憶もある。

面白い?というか何というかだったのは温泉から帰ってきたらテント周りが何やら散らかっていた。袋が荒らされてカップ麺などが野に散乱。まさか盗人?!と思って辺りを見回しても人気はないし・・・するとガサッと音がした。音の方を覗くと・・・テントの立っている奥近くに光る目が・・・。

テント荒らしの犯人はキツネだった・・・。

キツネはこちらを見ると逃げていったけど・・・こちらではキツネは寄生虫であるエキノコックスを持っているから野生のキツネには決して近寄ってはならないという教えが根付いているので、散乱した荷物を片付けるのはちょっと怖かったが幸いにも生物はなくカップ麺やカレーなどのレトルト食品だったのでキツネが食べることは出来なかったようだった。

けど、よくよくカップ麺を見てみると包装紙の上から歯型がついていた。でもカップはさすがに開けられなかったようで破けていなかったから大丈夫だろうということで回収。

しかしそのキツネの歯型がついたカップ麺がよりにもよって『赤いきつね』だったのは驚いた・・・。やっぱり名前は伊達じゃない、キツネだから『赤いきつね』に惹かれたんだ・・・と子どもながらに思った。

翌日朝、普通に食べたけど何ともなかった。朝、外で食べるカップ麺はおいしかった。

でもこの山のキャンプ場、夜~明け方までずっと何かの動物が鳴いていたけれど何だったのだろう・・・。なぜかキツネじゃなくてタヌキなんじゃないかなと思ってたんだけど正体は未だに謎だ。

 

海辺の方は特に海水浴場でもないところだったけれど、道路を挟んで向かい側に24時間コンビニがあった。でも飛ばし屋が走ってるような道路だったのでちょっと歩いた先に信号があったけどけっこう怖かった。

 

海水浴場でもないのでなんか凄くプライベートというかひっそりした場所だった。家以外にも1、2くらいしかいなかったので(しかも遠く離れていた)静かだったけど今思うとよくあんなところでキャンプしたな・・・という気になる。

海側道路沿いに歩くとなぜか廃業したパチンコ屋さんがそのままあって不気味だった。しかもテントからよく見えたし。さらに歩いていくと銭湯があったので閉店時間前に入りにいった気がする。

海でのキャンプは晴れで穏やかだったので、キャンプ椅子に座ってお風呂上がりに上を見上げると星空が凄く綺麗に見えた気がする。これが本物の星空かというぐらい。たぶん、流れ星みたいなのも初めて見た・・・と思う。確信持てないけれど、今流れたような・・・?みたいな。

朝はカモメやウミネコが騒がしく舞っていたな・・・。

 

どちらもご飯は食材飲料水をクーラーケースに入れてったり+道中スーパーで調達して基本的にバーベキューで食べていた。あと普通のカセットコンロも持っていってた。お湯を沸かすようにやかんorお鍋も。

レトルト食品カップ麺も持ち込み。飯ごうはなかったのでパックご飯を持っていってご飯はそれを食べていたな・・・(飯ごうはちょっと憧れたけど)

山の時は炊事場あったから水はあったけど海の時どうしてたんだろう・・・コンビニから水買っていたのだろうか・・・山に比べてキャンプ場じゃなかった分海は上級者向けだった気がする。

 

楽しかったか、と言われ楽しさ半分といえば半分な微妙なところだったな・・・と今は思う。虫嫌いだけどもあんまり虫はいなかったようには思うから虫が凄く嫌だったという訳ではない・・・けれど如何せん色々準備しないといけないので面倒だったり窮屈だなあと思う。

炊事設備がない場所とかじゃない場所だと水を確保するのにも大変だし・・・。

(あとお手洗いも最悪野ざらしになりかねなくなるのでちょっとそこら辺は・・・色々)

 

でも朝ご飯の雰囲気はいいと思う。外で食べるのがいいのかもしれないけど、どんなものでも美味しく思えるし・・・。

 

ただ今年をとった上でキャンプしたいかと思うと外でご飯はいいかもしれないけど、ハードル高い・・・とは思う。設備が十分な管理されたキャンプ場なら良いかもしれないか半キャンプみたいに暗くなったら帰るとかなら良いかもしれないなあ・・・。