悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

きりがかり

午前中は久々に大雨が降っていた。雨粒も大粒で窓に当たって跳ね返ってくるような雨。外は涼しかったので窓を開けておきたいけれど室内が濡れるのは避けたい・・・ので、ギリギリのところまでで開けておく・・・ザーッと降ってきたら閉めればいいか。
山の辺りは霧が発生していて川の流れが見事に濁流で久々にこんな状態を見た。

午後からは一時的に降ったりやんだりしていたが今は雲の間から明かりが差すほどになって、落ち着いた模様。

濁流が流れる川の上に白い霧がかかっていて流れがはっきりと見えなくなっていた。
こういう大雨の時によく「川の様子を見に行く」というある種のフラグ言葉があるけれども、そういう危険な行為をなぜ自ら起こしにいくのだろう・・・と思っていたけれど川の上に立つ濃霧を見ていると確かに濃い霧のかかった状態では川の流れもよく見えなくなるし、
どういう状態なのかわかりづらいよな・・・と思ったら何となくその「様子を見に行く」という行動もわかるような気もした。(それでも危険な行動なので近付いてはいけないが・・・)

そういう自然のまやかしみたいなものに翻弄されるというか、山あいの場所とか・・・いや都会でも濃い霧だとかで視界が悪くなれば何かを確認しておきたいという気持ちが働くのかもしれないと思った。

霧で思い出すのはやっぱりサイレントヒル・・・霧の町。
3しかプレイしたことないけれど、すごく霧が印象的で探索するのも楽しかった。(敵はいるけど)
神秘的でもあり不気味でもある霧の潜む場所。ホラー作品などの演出にも一役な霧。

そう思うと霧って何とも言えない物体だなと思う・・・不気味な印象だけど霞という状態であれば中国の仙人みたいに神秘的にもなるし・・・
でも、煙の中にいるみたいに何も見えないという状況はやっぱり気味が悪いよなというのはそうだ・・・昨日書いた馴染みの道の霧もそうだし、登山などで発生すれば遭難なんて事にもなりえてしまう・・・。

霧はやっぱり現世と常世の狭間にいるような錯覚を見せるのかもしれない・・・