悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

ノスタルジー①

ここ最近蝉が凄く鳴いている・・・なんか本当に最近に一斉に鳴き始めたようで、ジリジリ、ミワミワしている。
・・・そういえばミンミン蝉って最近あんまり聞かないな、昔はなんか鳴いていた気がするけど。
今鳴いているのはなんだろう、アブラとかそういうのなのか・・・?

ミンミン蝉の鳴き声にTHE・田舎をイメージしてしまうのは刷り込み的なものなんだろうか・・・。
もう一つヒグラシもいるけれどああいう蝉の鳴き声には田んぼや畑、畦道があって所々に電柱と電灯があるような典型的なイメージのものを想像してしまう。
裏山なんてあるのもそれっぽい、小さな無人神社とかそういうノスタルジックな(今だと若干ファンタジックな感じもあるが)風景・・・。

そういう夏休みを題材にした作品群は古今東西人を惹きつけやまないんだなとしみじみ思う(個人的な感想)


しかしこれはアレで、実際に見に行ったとかではなくて本当に私のイメージでだけなのですが・・・本州のそういう田舎的な場所って山や林などの自然とかなり密接というか人の暮らしと近いように思っていて、そういう部分の中に都会から里帰りした主人公(ぼく、わたし)の恐怖心やら冒険心などがくすぐられるのかなとか思ったりして・・・。

いやなんだろう、自分の住んでいる道(県)もそういう田舎ではあるけれど、なんか自然と凄く近く一緒にいるようでいてちょっと距離があるというかなんというか・・・。これ本当に感覚なんだけれども。
でもそういう所謂THE・みたいなイメージのところってすぐ側に山があったり暗い道があったりするような自然の危険と隣合わせ、みたいなイメージがある・・・。
(『トトロ』のイメージのようでもあるか・・・?)


土地の広さ的な部分もあるのかな・・・。
こんな凄い場所に集落が!?みたいなのを見ると自然が生活とかなり密接になっているのかなあ・・・と思ったりして・・・。(『ポツンと~』の番組とかでもあるけれど)段々畑になったような急な斜面が間近にあったりして、でも民家も何軒かあるといったような、本当に自然と隣り合わせというか・・・。

山だけでなく海の方も漁師町とかも山から海へと民家が坂伝いに建ってるようなとかのもけっこうグッとくる風景・・・。こういうのもイメージの刷り込み的なのかもしれないですが・・・。


ノスタルジックなものがけっこう良いのかもしれない・・・風景が特に。たぶん住みたい暮らしたいとかじゃなくて、見物してその風景を見たいという方向・・・なんだろうな私の場合。そうなると自分にとってノスタルジックは非日常的なもの・・・ある意味アトラクション的なものにあたるのかもしれない。


でも昭和レトロとかオートレストラン、ドライブイン的なのも良いし昭和末期~平成初期のバブルの名残があるような和洋折衷、無駄に豪華風な内装(赤ピンクっぽい絨毯とかシャンデリア風とか)の今から見るとちょっと古臭いような、少しギラギラしてて詰め込みすぎで格好悪い?と思うようなのもわりと好きです。
哀愁というか旅情というか何か心をくすぐられる・・・。

昔泊まった温泉街はそういう感じだった・・・。昔は古臭いなと思って、逆にその古さに怖さも覚えていた・・・。

今の流行りはシンプルだったり木目調で無駄を省いたようなスマートなお洒落な綺麗さがあってそれも新しくていいと思うけれど、ちょっとバブルの名残があるようなレトロ感も今は凄くおおっこれは!?と来る感じがある。

なんていうかB級珍スポット的な。
(でも超絶チキンなので自分がいざそこに入ってみようとはなかなかなれなくて、誰かの体験記を見るのが好きだ。秘宝な館とか、~ちゃんワールドとかそういうの)



地元地域には今は廃墟とかになったりかちての夢の跡地みたいになったところはわりと多いように思う・・・主にバブルの頃のというかだけど。

十何年にも前に車で旭川に行く途中に見た森の合間に佇む巨大な白い観音像はインパクトがあった、物凄く遠くから見たけれどその距離でもわかる存在感。
当時は芦別観音(?)とか言ってあの時は既に廃墟だと思ってたけれど実はスパホテル(?)として当時営業していたらしいことを探訪された方の記を見て知った・・・。

後は昔、地元近くの温泉街にもやっぱり謎の観音像が立っていて、峠越えして遠出する時に必ず通るので小さい頃はすごく不気味に思っていたなあ・・・外にそのままあるのでインパクト大だった。今はもう取り壊されていたハズ・・・。



なんだか取り留めなくなったなあ・・・。