悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

お茶の俳句

お~いお茶の俳句大賞の公募に俳句(?)を送っていた話

先日、お~いお茶俳句大賞(正式名称「第三十三回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」)

の結果が出たとメールがあった。実はこっそり今年の(たぶん)2~3月ぐらいに送っていた。俳句を応募するのは中学の国語の授業で全校生徒が強制的に応募させられてから幾十年以来のこと・・・。それから俳句とは無縁の日々を過ごしてきたので俳句を考えるのはほぼ初めて。

恐らく何百何千万と応募があるだろうし、選ばれる事はほぼないだろうな~と半ば懸賞に当てるみたいな気持ちだったけれど、一応ちゃんと真面目には考えた(つもり)のでもしかしたら入選だけでも・・・と期待は残しつつ送った。

 

・・・結果は、見事に選出外でした!はい!

 

いやいや当たり前だよな~という気持ちになる、何百何千万通という応募の中から入選入賞は2000句ぐらいなのだから・・・。

すんごい軽い気持ち(何かに応募したい!みたいな気持ち)で送ったけれど実はとても由緒ある大会らしく(文科省賞などもある)ペットボトルのラベルに書いてあるやつぐらいなイメージだったので、ちょっとナメてた所もあった・・・。

運営からとても丁寧に大会のお知らせメールが届いていて、今年は7月の発表だったのがコロナによる延期で10月に延びたらしく、ほぼ忘れてかけていた辺りに丁寧に発表会のお知らせメールが来ていて、そこにはなんて丁寧に・・・!と思った。

 

しかしでも厳正な審査を致しましたが~選出外です~的なメッセージ(定型文)を目にするのは毎度ながら胸にくるものがある。

実際何らかの入選などがあれば事前にメールなど連絡が来るだろうしな・・・(メタ的)

(他の小説的なものへの応募などは基本的にお知らせメールは来ないので選出外でもお知らせがあるのは凄く丁寧)

しかし本当を言うとこういう公募に応募してみて軒並み選出外ですと言われる辺り自分に文章方面の才能もないんだろうな・・・と思わせられる。去年送った何もかもも綺麗サッパリ何もなかったので、これはやっぱりないってことなんだろう・・・。本気とか関係なしに寂しいものは寂しい。それがほぼ当然なのだとしても・・・。応募一回ぐらいじゃまだまだ根気が足りない?いやその次へのモチベーションをどう保てればいいのかわからなのも事実。入れ込めば入れ込むほど駄目だった時沈むから・・・。

・・・とネガった所で、さて。実物。

送った句の公開は発表会が終わるまでNGという規約があって、発表後は公開してもいいらしいので送ったやつはこれ↓

 

雨の匂い鳴くや蛙も燃えたりと汗流し

晩秋の夜風の隙間の前に吹く湯気一杯

満ち足りぬ私の心も電池スマホの如き

西日差す午後の暇に口溶かしかりんとう

 

(一人5つまでだけど、恐れをなして4つ)

今見るとつまんねえ・・・と思った。なんか意識しすぎみたいな狙ってるみたいな・・・そもそもこれ俳句じゃないんじゃ?川柳?短歌?改めて感性のかの字もフレッシュさも全然ないな・・・と思う。

だけど俳句というか575の音として表現する際にいい頭の運動とかにはなると思ったし楽しいのは楽しかった。(浮かんで来ない時は浮かんで来ないけど・・・)言葉を閉じ込め凝縮してゆく・・・なんか凄くクリエイトワークしてる感はある、達成感みたいなのがある。

選出外という言葉を見た直後だともう送る意味なんてないレベルまで落ちるのだけども、日が立つとまた考えたくなって応募したくなってくる不思議な気持ちはわいてくる。

 

そんな俳句大賞だが、なんと次期三十四回目の公募が早くも明日11月3日から始まるらしい

従来の俳句の形に縛られない自由な感性の俳句も求めているそうなので、私のような不純な動機でも軽いノリでやっても(たぶん)良いのだと思う。

もしこの記事を目にされた方でちょっとやってみようかな~って興味を持った貴方、これは応募するしかない・・・!?

(自分もまた応募しそうな気がする)

 

いつもより若干ノリとテンション高めで書きました。