悪路、ぬかるみ惑い

なんか無節操なこと備忘録兼ねて

めでためでたや

小学校のとき運動会の表現のプログラムでなぜか花笠音頭を踊った事がある。花笠も工作用紙(懐かしい)で笠状に作って、なんかひらひらした紙・・・布?で花を作り帽子にくっつけていく作業からだった。

(それとも笠自体は先生が用意していたのだっけ?曖昧)

私が不器用すぎて(折り紙とか千枚通しとか両面テープとか紐の結びとかああいう作業ががさつすぎて失敗する)ほぼ半分くらい先生が作ってくれたか友だちの力を借りていたかもしれない。そんなほぼ自分じゃない皆の力で作って貰った花笠、それを使いなぜか花笠音頭を踊るというのだ。

花笠音頭と言えば山形県の踊りで、こちら北海道。何故・・・?ほぼ縁もゆかりもないのに突然の花笠。(もちろん北海道には開拓で来て山形がルーツの人は普通にいることだろうけど)学校がなぜいきなり花笠をプッシュしたのかはよくわからないままだった。そういう異文化(?)交流をしようという行政的なものの一環だったのだろうか・・・?

(調べるとサジェストに運動会何故?とか出てきたので結構小学校で全国的に踊る所も多い・・・?)

それはそれとしつつも花笠音頭の唄とか振り付け(オリジナルだったのかな・・・?)は覚えている。CDから流れる女性の唄。

”めでためでたぁ~”と出だしから流れる軽やかな歌声・・・笠を左右にくるくる回して”ハァ~ヤッショマカショ”で笠を背に乗せてくるりとターンしなければならないので回るタイミングが難しかった。

私の回り方が亀仙人みたいだと後ろにいた誰かから言われたことがあった。当時何それと思っていたけどDBに出てくる亀仙人の事だったらしい(DBは漫画も読んでないしアニメもほぼ見てないのでよくわからないけど)でも屈んで回んないといけないんだから皆亀仙人になってしまうんじゃ・・・。

運動会当日の日にどういう服装したとかは思い出せないけど浴衣とか和装でもなくたぶん普通の動きやすい服装だったと思う。何か上手く行ったかどうかも思い出せない。終わった後、大きなレジャーシートの上で両祖父母たちとご飯を食べたと思う。家では運動会は一族の一大イベントだったのだ・・・。

 

小学校の運動会といってもう一つ思い出すのは自分が非体育会系にも関わらず運動会(だけ)の応援団をした事だ。当時の私は応援団というものがよくわかっておらずただ何となくノリ(当時は本当に調子の良い子どもだったと思う)で立候補したら他に誰もいなかったので自動的に決まった。応援団は放課後居残りするんだって~と言われて居残りは嫌だ!と取り止めようと思ったら時既に遅し。私は最終的に嫌だと泣きながら無事応援団に任命された。

放課後居残り練習して大きな重たい旗を振らなければならない・・・左右に勢いよく振らねばならないので振りが甘いと叱咤される、非力ゆえ身の丈に合わない竹で出来てたであろう旗を持つだけでも重たいというのに左右に振るのにはさらに力が必要になる。そんな無茶振りに泣いた。

でもそんなこんなで当日になって風の抵抗を受けながらも大きな旗を振った。上手く振れてるのかわからなかったが、ただでさえ重たいのに風の抵抗受けたらより重たいのでとにかく旗を落とさないよう必死だった。自分ではかなり振ったつもりだったけど、頑張った様子は伝わってくるような振り方だったらしい。ちなみに赤旗か白旗かは忘れた・・・。応援団のようなものに属したのは後にも先にもこの時だけである・・・。